いま何が起きてる?『呪術廻戦≡(モジュロ)』が火を噴いた理由

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「2086年、呪術師と宇宙人が出会う。」——この一文だけで、タイムラインが大荒れするのも納得です。『呪術廻戦』の“近未来スピンオフ”『呪術廻戦≡(モジュロ)』が、本日発売の週刊少年ジャンプ41号から短期集中連載としてスタート。原作は芥見下々、作画は岩崎優次。初回は表紙&巻頭カラーの54ページという厚い口火で、一気にSNSの主役に踊り出ました。

 

世界線のジャンプ:舞台は「死滅回游から68年後」

公式の作品ページが明かすキーワードは明快です。「死滅回游」から68年後の西暦2086年。地球に現れたシムリア星人を名乗る地球外生命体と、乙骨真剣(おっこつ・つるぎ)/乙骨憂花(ゆうか)という“新たな乙骨”兄妹。呪術師×宇宙人の未知なる邂逅が物語を動かします。名前の長すぎる宇宙人マルル・ヴァル・ヴル・イェルヴリのビジュアル/設定も公開され、考察の燃料は十分。

なぜ「モジュロ」はバズるのか——3つの理由

1)作家タッグの“新陳代謝”

完結から間を置かず、芥見下々が**“原作(ストーリー)担当”として復帰。作画は『暗号学園のいろは』で線のキレが際立つ岩崎優次**。この役割分担の刷新は、絵柄の鮮度と構成力を同時に押し上げ、連載初日から「読み味が違う」と話題に。さらに短期集中を明言しているため、テンポの速い“濃縮型”展開が見込まれます(*作者コメント由来の“半年/単行本3巻程度”の目安も報じられています)。

2)“正史×スピンオフ”の境界遊び

68年後という強い距離感は、本編の地続きでありながら新規読者にも開いた入口になっています。既存のキャラや設定が**“歴史化”され、そこに宇宙規模のアクシデントが落ちてくる——このスケールの乗せ替えが、TLでの「これは続編?別線?」という議論を加速させました。

3)メディア横断の波が同時に来る

ジャンプ公式YouTube「ジャンプチャンネル」でのPV公開が示す通り、映像の先出し→ハッシュタグ考察の動線が最初から設計されている印象。さらにTVアニメ第3期「死滅回游 前編」が2026年1月放送決定と発表されたばかりで、IP全体の熱量が秋から年末へと伸びていく地合いです。

初回を読みながら“ここ”を見てほしい

「乙骨」という姓が意味するもの

憂太の系譜を想起させる“乙骨”の名が、兄妹という新構図で再演されます。“血(系譜)”と“継承(物語)”——本編で繰り返し語られたテーマが、遠い未来の生活感の中でもう一度問い直される。ここ、胸が熱い。

宇宙人=外圧としての“倫理テスト”

シムリア星人の“来訪理由”と人類(=呪術師社会)の向き合い方は、「呪い」よりも手触りのある政治・倫理の問題を呼び込みます。異文化の処遇、難民、資源(呪力)——“現代の争点”がSFの衣をまとって再配置されるのが巧い。

短期集中ゆえの“密度”

伏線は早く張って早く回収せざるを得ない。毎話が山場になりやすく、コミュニティで語るほど面白くなるタイプです。初回54Pの情報量は、その宣言。

 

最後に。『モジュロ』は「呪いをめぐる世界」を、地球外(=他者)との交渉にまで拡張した試みです。呪術=人の情動を扱う物語が、宇宙規模の倫理に触れたとき、私たちは何を“正しさ”と呼べるのか。初回から、その問いがうっすら漂っていました。次号以降、毎週が議論の燃料になりそうです。

参考・一次情報(公式)
■ 週刊少年ジャンプ 公式『呪術廻戦≡(モジュロ)』作品ページ
https://www.shonenjump.com/j/rensai/jujutsu-modulo.html

■ ジャンプ公式YouTube「ジャンプチャンネル」(PV掲載)
https://www.youtube.com/c/jumpchannel

■ TVアニメ『呪術廻戦』公式サイト(第3期「死滅回游 前編」情報)
https://jujutsukaisen.jp/

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